デジタルモード申請のまとめ(暫定版)

2016/05/31 追記
RTTY/PSKのあたりの記載があまり綺麗ではないので、そのうち整理する予定です。添付ファイルを参照・修正再利用される方はご注意ください。

はじめに

このブログを観に来てくださる方には、デジタルモード(JT65/RTTY等)の申請・届け出の方法を調べている方が多いようなので、分散してしまっている情報や諸元表などを今後ここに一元化していきます。

現状ではRTTY/SSTV/PSK/JT65/JT9などを含めて、届け出と審査が終了した版と、2016/4/1に申請して約2週間後に審査が終わったばかりの内容とがあります。

実績があるのはこちらのブログ記事を参照してください。

https://jh8jnf.wordpress.com/2014/11/16/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E9%80%9A%E4%BF%A1%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%A4%89%E6%9B%B4%E5%B1%8A%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92%E3%80%8D/

最新(2016/04/24)時点の申請内容については、このページで添付しているエクセルファイルの通りの内容なのですが、免許状がまだ手元にない(=現住所ではない設置場所・常置場所に送付した)ため、許可になった内容を確認しておりません。ほぼ申請通りに免許されたようですが、一部で帯域幅の指定が追加されていました。

申請・届け出の流れ

上記のブログ記事に割と長めに記載してありますので詳細はそちらを参照してください。
ここではかいつまんで要点だけ記載します。

技適機種をお使いの場合、技適のままで新規開局または増設してから、総通への「付属装置追加」の変更届で許可を取るのが楽な上に早く、費用も返送封筒にかかるものだけと安あがりです。
増設のタイミングで付属装置をつけて届け出ると技適が適用されないのでTSS/JARDのお世話になることになり、費用と時間が余計にかかります。

200Wを超える場合は総通に出すしかありませんが、届け出にあたるか申請にあたるかが重要な場合は事前に総通に確認してください(申請の場合は審査が終わるまで当該変更で運用できません。届け出の場合は、1番広い解釈をするなら「速やかに届け出る」ものとなり、ウェブ送信や郵送投函した瞬間から、あるいは事後でも良いという解釈ができてしまいます)。

また、手続きは電子申請liteが早くて安上がり、かつ書類の修正も楽なのですが、紙でもどちらでもお好きな方をお使いください。

申請にあたり、まず、追加するモードを決めます。ここでいうモードとはRTTYとかJT65とかいう名前です。

次に、そのモードについて、どのような仕様で運用するかをまとめた「付属装置諸元」を作成します。これは提出書類です。変更届・申請の場合でも、すでに審査を受けたものも含めてすべてのモードについて記載してください。余談ですが、なにを追加変更したかは申請書/届け出の備考の欄に念のため記載しておくと良いです。

次に、送信機の系統図を作成します。技適が外れるので、送信機の系統図の作成が必要です。それに加えて、付属装置をつないだ状態の系統図が必要です。
スキャナやデジカメ画像でも受け付けてくれるようですので、送信機の系統図は取説から写すのが簡単です。これも提出書類です。

そして参考資料として、電波の形式をバンドごとにまとめた資料を作成します。これは提出しなくても良いのですが、チェックシート的に使えますので作成をお勧めします。私は参考資料として添付して申請しています。違うモードでも同じ電波形式になることがあります。また1つのモードでも複数の電波形式になることがあります。

申請するモード

変更届・申請の場合は、納付する手数料がありません。ですので最初は欲張らずに運用するつもりのものだけ少数を選んで申請してみると、書類作成の流れなどがわかりやすいでしょう。
返送用の封筒送付・返送用の切手代くらいですから、定形外の普通郵便でタバコ一箱以下です。新しいモードに興味が出たらその時に追加していけば良いと思います。

7MHzや21Mhz、50MHzといったバンドでよく聞くのはRTTYとJT65/JT9で、私が聞く限りはついでPSK、SSTVという感じです。

私の作成した資料だと上記の他にもいろいろ入っていますが、必要ならそのまま、不要なら不要箇所を消していくとスッキリします。MT63とかJT44とかSSTVなどは要らない方は全くいらないと思われますので。

国内ではMMTTY/MMSSTV/MMVARIといったソフトがポピュラーです。これら3つにJT65/JT9を合わせて申請してみては如何でしょうか?
その他にFLdigiとかMultipsk、Winwabler(DXlab suite)などが使用頻度が高いと思いますが、それらは後で追加してみるといいでしょう。(それらのソフトでもPSKやRTTYは届け出た範囲内でそのまま使えます)

申請資料 暫定版(2016/4/14)

※2016/4/14に審査が終了しました。補正などの連絡はありませんでしたが、免許になった内容はまだ不明です。

FreeDVという狭帯域(1.125kHz)のデジタルの電話モードの追加申請をしました。審査は終了しましたが免許の内容はまだ確認できていないので、この内容で申請される方はFreeDVに関する部分はご注意ください。

FreeDVについて、電波形式としてはF1E/G1Eが音声部分となりますが、フォーマットを見るとテキストフレーム/データフレームが付与されているので複数チャンネルの送信となるようです。今回、申請にあたりF1E/G1E/F7W/G7Wという電波形式で、3.5/3.8/7/14/18/21/24/28/50/144/430 の各バンドで申請しました。

経過は随時更新していきます。

申請の進め方そのものは上記のブログ記事を参照してください。

移動する局・しない局のそれぞれで、今回申請した内容のものを下記に添付しておきます。随時変更の可能性がありますので、必要な方は最新版をダウンロードしてください。

FreeDVについて、書き方のポイントとしては、24MHz以下はF1E/G1E/F7W/G7Wは含まれていないので3HA等の「その他」として追加し、28MHzより上ではその他にG7Wを追加します。送信機の方についてもモードを必要であれば追加してください。なお帯域幅は所定の値以下ですから記載不要のはずですが、もし記載するなら電波形式と合わせて 1k13 G7W 等になります。

※4/16現在、筆者の資格は1アマで、バンド・モード・出力で3アマ・4アマではそのままでは操作範囲外になる内容が含まれています。送信機の定格に関する部分はご自身の操作範囲内の機種で取説に記載の内容を書いてください。
4アマはA1A,A2A,F2Aに関する内容と10/14/18MHzを申請から外してください。
3アマは10/14Mhzを外してください。

移動する局: 第一送信機 FT817ND, 第二送信機 ID-51 (50thモデル、plus同等), 第四送信機 IC7100M

なお、IC7100Mの系統図はこれは確かiPhoneのカメラで撮影したものです。あまり画質もよくないので、もし必要な方はご自身手持ちの取説からスキャンなどされることをお勧めします。

移動する局バンド毎のモード・電波形式一覧 – コピー

移動する局系統図・付属装置諸元 – コピー

注意書き:RTTYの記述が2つあるのは、上がMMTTY、下がMMVARIを使うイメージです。

 

移動しない局: 第1送信機 FT450D

移動しない局バンド毎のモード・電波形式一覧 – コピー

移動しない局系統図・付属装置諸元 – コピー

なお、送信機系統図では各社提供のPDFからの抜粋やコピー、またはデジカメでの撮影データなどを含んでいます。一般公開されている情報のみですが、権利者の方が問題があると判断される場合は、お知らせください。

FreeDVの免許について

記載したとおり、F1E/G1E/F7W/G7Wで免許になったようです。ただしG7Wは1k13 (帯域が1.13kHz)という指定がついたようです。ただし、北海道総通に確認したところ、総務省令のいわゆるバンドプランを規定しているものを根拠に3.8MHz/21MHzについて指定がもらえませんでした。

FreeDV補足(2016/06/19)

もともとHF帯でSSBモードを使って4値の位相変調の上にコーデックをつかって符号化したデジタル音声を送信するのがFreeDVで、その点からはG1EかG7Wの電波形式が適切と思われます。現在のFreeDVでは音声の他にテキストを送信するフレームがあるフォーマットとなっています。

親モードをFMやAMとすることでも同様の伝送を行うことが可能と思われます。(F2E/F7WとかA2E/A7Wとかになる)

FMを使う場合には偏移を考えると狭帯域の特徴がなくなるためあまり実用的ではないと思います。

親モードをSSBとしてG1E  1k13 G7Wとして申請するのが良いと思いますが、FMを親モードとする場合はF1E/F7Wとして申請するのが妥当でしょう。この場合、元のF3Eが免許されているバンドが話が早いと思います。(デビエーションを小さくする=変調信号を小さくする)ことで狭帯域化もできるかもしれませんが、IDCなどでリミットしてくれるわけではないので、占有帯域はF3Eと同等と申請する必要があると思います。

 

また先日書いた経緯の通り、(総通側の「総務省令(バンドプラン)」の注書きの解釈の誤りと思われる理由で3.8と21MHzで私の場合はFreeDVの指定が下りていません。これについては、上述のG1E/G7WとF1E/F7Wの件を整理すると共に意見書を添えて北海道総通に変更申請を再提出する予定です。

追記

7/21と7/22に北海道総通より電話があり、3.8/21MHzについても当初の申請の通りに電波型式(でんぱかたしき)の指定をもらえることとなりました。

広告

デジタルモード申請のまとめ(暫定版)」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: jh4vaj
  2. デジタルモード申請ではいろいろ参考にさせていただき大変助かっております。
    今回、FT8の手続きで「狭帯域データ通信装置」緒元をまとめてみました。審査okとなっています。ご参考になるかどうかわかりませんが、いかがでしょうか。

    送信機系統図と一緒にEXCELにして添付しました。
    PSK31″他”、JT65,JT9,FT8″他”としましたので符号構成、変調方式が変わらなければ新しいのが出てきても対応可能だと思います。変更申請にもその旨記述しました。

    〇付属装置 「狭帯域データ通信装置」緒元
     通信方式    仕様
    ・RTTY通信   符号構成  BAUDOT(RTTY) 
             変調方式  FSK(SSB)、AFSK(SSB)

    ・VARICODE通信  符号構成   VARICODE(PSK31他)  
             変調方式  ABPSK(SSB)、AQPSK(SSB)、GMSK(SSB)、MFSK(SSB)

    ・JT通信     符号構成  JT符号(JT65,JT9,FT8他)
             変調方式  FSK(SSB)、AFSK(SSB)

    ・CW通信     符号構成  モールス符号
             変調方式 SSB(単一トーン断続)

    ・共通事項    周波数偏移幅は3KHz以下。但し、1.9MHz帯は200Hz以下。

    いいね

    1. 返信が遅くなりました。
      情報をありがとうございます。

      申請してくて使えないハンディ機(梱包開いてないhi)もあり、また急速にFT8へのシフトが進んでいるようなのでそろそろ手続きをしようと思っています。その時にまた参照させていただきたいと思います。

      ただこの手の書類、一度作ると前の版を改修しながら使いがちですよね。今度出すときはRTTY/PSKの見直しをしたいと思っていますが、ついつい後回しになっています。

      いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中