「ヘンテナシュペルトラップ」という検索語

数日前から「シュペルトラップ」という検索語があります。

多分「シュペルトップ」のことかと思います。

シュペルトップなら、同軸の先端から1/4波長(長さは諸説あります)の部分に同軸の網線を被せてやれば良いので、バランにかかる費用は安く済みます。

また単一バンドだけならそれで十分ですが、将来他のバンドに使おうとすると単一バンド用で狭帯域(設計周波数の数パーセント)なので流用不可です。
ならケース代やコネクタ(レセプタクル)代がかかりますが、強制バランでも作ってやった方が簡単です。

トリファイラ巻で、#61材のコアに一本あたり250Ω程度になる様に巻き数を加減してください。(ただしろあまり巻き数が少ないとトランスとしての効率が下がるかもしれません)

あまり長く巻くと巻線の長さの影響が出たり、残留インダクタンスが延長コイルとして働く可能性があります。
それから上で「諸説あります」とかいたのですが、これは原理としてのスリーブ部分の長さは1/4波長となるのですが、何に対する経路なのかが分かりづらいので、以下の様な3つの説があります。

  1. 同軸ケーブル的動作をしないため、考慮するのは導体での短縮率(数パーセント)のみでよい
  2. 同軸ケーブルの中を通るので同軸ケーブルの短縮率(5D2Vなら67%)
  3. 同軸ケーブルの外被絶縁体を挟んだ被せた網線とケーブル内の網線ので形成されるあらたな同軸構造のケーブルとの間の短縮率(50%と言っている方々もいます)

本来同軸に乗られては困る電流(不平衡電流)が網線に流れるのを、表皮効果で外に付け足した別の網線に逃がし、それを1/4波長のトラップで止めると言う原理です。不平衡電流についてはペアになる線路が無い(分布定数回路にならない)ので、私は、短縮率なし(あるいは導体の短縮率)が正しいと思いますがいかがでしょうか。

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