WSJT-XとJTlinkerの接続

本家でリリースされているWSJT-Xとターボハムログを連携させようとすると、JT_linkerのお世話になることが多いと思います。JTlinkerのソースコードを読んだことがないのですが、設定を見る限りではWSJT-Xのログ情報を見て、それが更新されるとデータを拾い、ターボハムログにイベントを送り込んでいるようです。

初期設定でJTlinkerの方では、WSJT-Xのログファイルがある場所を指定する必要があります。

ところが、WSJT-Xを初めてインストールした場合(たとえばソフトの乗り換え検討中とか、新しいPCへのインストール)、必要なファイルが作成されていないために設定が完了したかどうかがわかりません。

これは作者の方がお書きになっていますが、WSJT-X内部で更新ログを保持しているファイル(wsjtx_log.adi)が、インストール時には作成されなくなったことが原因です。

http://ja2grc.blog3.fc2.com/blog-entry-3440.html#comment917

 

このファイルは、おそらく以下の場所にあると思います。

C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\WSJT-X

ユーザー名の部分には普段皆さんがお使いのユーザー名が入ります。この場所が見つからない場合、WSJT-Xで検索したり、エクスプローラーで直接開いていくと良いでしょう(そのためには保護されたフォルダを表示するオプションを指定する必要があります)

ここの上記のwsjtx_log.adiファイルを作成するには、LOG QSOの空うちをしてやる方法もありますが、場合によっては他のソフトと連動してeQSLなどに自動送信する設定になっていると余計なデータが送信されてしまいます。

とにかく初期設定だけ確実にしておきたい場合ですが、以下のような方法で完了させられます。

手順1. ターボハムログから ADIF ファイルを出力する

手順2. 1でつくったファイルを、WSJT-Xの上記のフォルダ(C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\WSJT-X)にコピーする

手順3. JTlinkerを起動して設定する

すでにJT65やJT9での交信データがある方はJT系のログだけを出力すればOKです。

まだ交信したことがない場合はハムログにダミーのQSOデータを一つ登録してADIFファイルだけを作成し、あとでそれを削除すれば良いでしょう。

 

ハムログからのADIFファイルの書き出しは下記の手順です。

  1. メニューの 検索 – 複合条件検索と印刷 を選ぶ
  2. 出力先で ADIF を選択する
  3. 出力ファイル名を適宜設定する(ファイル名に日付を入れるような癖をつけておくこと)
  4. 検索1ボタンをクリック
  5. 表示された検索ボックスに JT65かJT9、または両方ならJTを入力し、実行をクリック
  6. 対称となるQSOの一覧が表示されるのでOKを押してファイルを保存

ここで、モードとしてJTなどを指定しなければすべてのデータが書き出されます。このADIFファイルは、eQSLに一括アップロードしたり、LoTWにログをアップロードするときにも使えますので、手順は覚えておくと良いでしょう。(ADIFは、ログソフト間のデータ交換形式です。)

書き出したログファイルは管理者権限で上記のWSJT-Xフォルダを開いてコピーします。コピー後にファイル名をwsjtx_log.adiに直すのを忘れないでください。

 

余談ですが、新しいパソコンにWSJT-Xの環境を構築した場合や、長期間運用してクラッシュのためにWSJT-Xのログに漏れが生じた場合にも、同様にログファイルを出力して置き換えてやることで問題を解消できるはずです。

一つ余談ですが、ハムログで名前やQTHの情報を日本語で入れている場合に、文字によってはWSJT-Xが読み取り時にエラーを起こして、ログエントリーが一つか二つスキップされることがあります。

もし可能であれば、日本語を含まないログもあわせて作成しておくようにすると書き出しなどが楽になると思います。(たとえば、私はDX lab suiteを使っています)

今回の記事では書きませんでしたが、JTalertでも、外部ログと連携させていない場合(残念ながらハムログとは連携しません)、同様にADIFファイルを使ってロギングすることが可能です。ここにも上記のADIFファイルをコピーすることができます。日本語は入れない方が無難です。またJTalertの場合はADIFより、DX lab suite等の方が細かなQSO条件での検索が可能となります。

 

それから昨今、Microsoftが提供しているOneDriveという共有ストレージをWindowsからは無料で使えるようになっています。OneDriveの同期フォルダーにハムログの設定でバックアップを作成するようにしておくと、万一の場合や、別PCにデータを移すときに良いと思いますよ。(ネット接続は必要ですが)

 

・・・またなぜか、JTlinkerでgoogleを検索すると作者の方のサイトよりも私のブログの方が先に表示されるようになってしまっているようなので、作者の方のブログとダウンロードリンクを掲載しておきます。

TAKAさんの毎日が発見・ブログ http://ja2grc.blog3.fc2.com/

ダウンロードサイト http://ja2grc.dip.jp/~ja2grc/my_software/my_software.htm#JT_Linker

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