3.5MHz用のアンテナを考える

今の神奈川での環境ではとても望めないし、北海道の方でも10m程度の長さのワイヤに無理やりATUで電波乗せてる程度になっている80mbですが…

ツイッターのフォロワーさんが移動運用向けにしばらく前から色々実験されていて、この間は10mのポールの先にさらに10m継ぎ足したフルサイズの1/4λバーティカルまで!

さすがに20mになるとステー必須ですし、設置もかなり大変そう…

それで給電点を高くして地上高稼げないものの、ポールなどあまり高くなくてよく、垂直偏波で出るアンテナを少し考えてみました。
※DPだと10〜20mh程度の場合国内近距離向けの打ち上げ角になりそうです。

前提として、40mbのフルサイズのDPが張れる環境であるとします。フルサイズの80mb GPだとラジアルで張ると20mになりますからほぼ同等の条件です。

で、結論から書くと、縦エレメントの片方から給電ふるシングルの1λループのアンテナを真ん中でぶった切って、給電部は同軸のシールド側を接地、エレメントの他端も設置してやったらどうかと。

簡単にイメージしてもらうと、垂直10mのエレメント二本を20m間隔で建てて、二本を上側で水平エレメントで接続した形です。何かこの形に名前あるのかしら?
なお給電点の反対側を設置しないと1/2λの電圧給電になり面倒そうです。

3-5gnd-half-loop

 

  • エレメントの長さがループの半分になり、インピーダンスはループの場合の約半分、55〜60Ωくらいになります。
  • ゲインは2dBi程度で、1/4λバーティカルの0.5dBiより若干高いです。
  • 打ち上げ角は1/4λの方が2度くらい低い様です(どちらも25度前後)。
  • なお、パターンは水平エレメントに垂直な方向に少し出ます(F/S 2〜3dB)。また給電点の側にほんの少しパターンの偏りが出ます。
    この偏りをなくすには、反対側の接地点に位相を反対にして給電すると治りますが、面倒に見合う効果はなさそうです。
  • 帯域は1/4λバーティカルより少し狭くなります。なので作る場合は給電点に屋外型ATUを入れてやるのが簡単でしょう。

3-5gndhalflooppattern 3-5gndhalfloopdimmension

 

さて、このアンテナですが、3.5/7/10/14/21/28では垂直偏波でそれなりに低い角度で打ち上げられそうです。

18/24はNGで高い角度への放射が主成分になります。

問題点は、接地型で地面からあまり給電点を離せないことかと…戸建ての民家で、二階建てなら6〜7m程度の屋根の高さになるとおもいますが、敷地の端と端を使って立てると垂直偏波の美味しいところが建物の高さに被ります。移動運用などで開けたらところで使うのが良さそうです。

また接地型のアンテナなので、良いアースが必要です。両側ですから、アース棒4〜6本は必要でしょうか。

なおこの形をベントダイポールと捉え、接地せずに水平部分の真ん中でバランを介して給電すると打ち上げ角は90度=真上になります。国内近隣向けには良さそうです。

3.5MHz用のアンテナを考える」への2件のフィードバック

  1. 経験から、良いアースを得るのは結構大変です。
    接地抵抗が大きいと、効率が悪くゲインも稼げないように思われます。

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