DX labs commander 13.1.6は必須更新です

昨年末リリースされた最悪のアップデート、DX labs commander 13.0.8 (少なくとも私のところではFT450DもIC7100も制御不能になりました。ひょっとしてフラグのtrue/falseが逆だったのではないかという懸念が)の問題を解消するリリース、13.1.6が本日公開されたようです。

年末からDX labsのcommanderが動作しなかったり、WSJT-Xなどから制御不可能だった方、至急アップデートをあててください。

私のところでは、少なくともIC7100は以前の様に動作するようになりました。

FT450は遙か彼方の北海道にあるので試せていませんが、msgのストリームに対する反応が似たようなものだったので、多分FT450でも動くようになることでしょう。

しかしリリース前にキチンとテストしてないんかいな???

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D-Star初QSO

一昨年の9月に開局する時に、当初QRPのHFでと考えていました。リグのリサーチをしない状態で探していったらFT817NDというロングセラーのオールバンド・オールモード機があるとしって、まず、FT817NDが第1候補になりました。

アキバではなく、通販で注文し、手元に届いてからアキバに同軸やらコネクターやら電線(平行ビニール線)やらを買いに行って、そして受信してみたときの雑音の嵐・・・9月ですからまだまだクーラーをガンガンに回していた季節です。がっくりくると共にもう一つ調べていて興味があったデジタル系の音声モードのリグも欲しくなりました。

ロケーション的にNGなので、ハンディ機でFMにも出られるモノを、と見つけたのがD-Starです。wiresはノードがあるかどうか不明でしたし、他の方(個人局)の運用のお世話になるので、つなぎっぱなしは申し訳ないしでD-Starにしたわけです。

そうして開局申請する前にID-51の50周年モデルを追加しました。再開局の最初の申請には、この2台だけ記載しました。

その後初QSOはID-51でFMモードで実施。FT817NDは年が明けてからJT65のQSOが初交信となりました。(その時点で、移動しない局を追加開設、そしてFMモービル機を追加していました)

D-starは登録だけはしてあったのですが、どうにもなかなかCQを出す気にならず、またCQを最寄りレピーターで聞くこともなかったので、ついつい放置していました。ID-51もFMモードでしかQSOしたことがないのです(笑

 

最近twitterでよくお相手いただいている某OMが東京に出張にいらしていたので、無理をいってお願いしてQSOしていただきました。機械を手に入れて2年たってやっとです!こんな奥手でいいのか?w

結構面白いですね。レピーター経由(その時は相手の方はターミナルモードだったのでゲート越えだったかも)のQSOでしたので、5分程度で終えましたが、相手がレピーターの到達範囲内にいるならネット越えでQSOができるというのもまんざらではありません。

北海道の地元ではD-starレピーターがないのですが、隣の帯広や北見にはあるようです。今度ゲート越えでCQ出してみようかしら。

検索語から:「ft817nd使い勝手」「IC-7100 アンテナチューナない?」

順序逆になりますが、まずIC-7100の方から。

このリグにはアンテナチューナは内蔵されていません

多くの市販リグで、内蔵チューナーの整合範囲はSWR=3位までです。これはたとえばリニアにつないだり、マルチバンドのアンテナで少し設定帯域を外れる様な周波数でも電波を出したいというときに間に合わせとか補助的に使うイメージと思います。

ワイヤーアンテナを張ってマルチバンドに固定で出るとからモービルに積んで釣竿アンテナ一本で素早くQSYしたいという場合は整合範囲が広いアンテナチューナーを外付けして使う方が良いと思います。

ICOMの場合はベストセラーといえるAH-4があります。他メーカーのリグでもこれを使いたい人が多く、チューンスイッチを作ったりして使う人がいる位ですから、純正で使えるICOMのリグで使わない手は無いでしょう。

3.5m程度の長さのエレメントでも(効率や損失はともかく)3.5MHz〜50MHzまで整合してくれます。

そしてFT817NDの使い勝手は…

操作のしやすさという意味では最悪です。
小さいし、ツマミは少ないし、マルチファンクションのボタンは何が設定されているのかわからないし。これは小型機の宿命とも言えるでしょう。
でもあの大きさ・あの値段で1.9〜430までオールモードでカバーというのは唯一です。QRPで、ポータブルリグを持ち歩く用途が思いつく方にはオススメです。

QRP用のアンテナチューナーを作ったり、移動用のV/Uのアンテナを作ったりという楽しみもできるでしょう。
山登りやら出張・旅行で高層ホテルにとまったり、ロケーションのいい場所でアンテナをしっかり設置できるなら楽しそうです。

バッテリーの持ちがあまりよろしく無いので、ポータブル運用するには何らかの対策が必要です。

HFの固定用リグとしてはQRPでやりたいという方以外にはオススメしがたいです。アンテナがしっかりしていれば(=フルサイズなど)そこそこ楽しめると思います。

CATコントロールについては、外部からの制御で変更できないものが存在することが知られています。たとえば唯一の混信除去機能のIF shiftなど。

そして気になる後継機種ですが…同時期に出たFT897/FT857の後継機種は、後継機種とみなせるモデルがそれぞれ2014/2016に発表になりました。
そこから推すと、ひょっとしたら再来年あたり出る可能性はありますが、待ちますか?
(オプションで用意されているコリンズのフィルターで455kHzのものは製造が終了して世界的に流通在庫のみのはずです。ですから八重洲も後継機種作りを進めていると思われます)

とにかくQRPで楽しむ方法をご存知の方にはオススメの機種です。

検索語から「wsjt-65の送信の方法」「wsjt-x e-qsl」一回目

検索語で掲題のものがありました。

2回に分けて説明します。

ただし、私の環境はちょっと変なので、スクリーンショットの通りに設定して動かすには、色々インストールするものが必要になると思います。

WSJT-Xはすでにインストール済みとして、最低限”JTalert”をインストールし、WSJT-X向けのJTalertが起動するようにしてください。

※WSJT-Xで交信するだけならJTalert(JTalertX)は不要です。eQSLに自動でQSLを送信したり、その他のオンラインのログサービス(LoTWを除く)に自動でログを送信する場合に、WSJT-XではJTalertと連携させる必要があります。

今回の説明ではターボハムログとの連携については説明しません。

“検索語から「wsjt-65の送信の方法」「wsjt-x e-qsl」一回目” の続きを読む

「FT450D 受信性能」「IC7100M 評判」などの検索語

人が動いたり、また、そろそろゴールデンウィークの予定などもあるのか、はたまた今月号のCQ誌の影響か、この2つのリグに関する検索語でいらっしゃる方が増えたようなので、オーナーのコメントです。

FT450D…

コスパの良いコンパクトなHF機です。実売価格を考えたらお得ですが、50MHzの感度が、最近の他機種に比べるとやや落ちるかもしれません。それが問題になるのは10dBのS/Nになるのが0.1μVか0.2μVかというレベルで、これはSメーターでいうと2倍だから目盛り1つ分ではあるのですが、S-1とS0の差です(S9で0.1mV、その60dB下がS-1)。実際にはここまでの差が効いてくるとしたらよっぽどノイズが少ない環境ではないかと思います。

受信部を追うと、RFは接合型FETのゲート接地アンプで、2パラかプッシュプルのどちらかです。初段のミキサーは、確か、デュアルゲートのMOSFETです。構成的には多分1990年代後半とか2000年頃のリグの構成に近いのだろうと思います。
最近だともっと混変調に強いタイプのミキサーやらRFアンプやらが使われている高級機もありますから、それに比べると見劣りするかもしれませんが、その辺は値段の差ですね。
実際の運用ではバンドごとのフィルターがあるのでそれなりに混変調の影響は軽いですが、27MHzのCBの影響とか同一バンド内の強力ローカル(18MHz) でややブロック気味になることがありました。

お値段的なライバルは、FT450Dで店頭7万台だと思いますから、ICOMなら最近ディスコンになったIC7200(FMがついてない)、アルインコのDX-SR9(50MHzがなく、また50W以上のモデルしかない)ですが、FT450Dはデジタルインタフェースが外付けなので、その分のお値段は余計にかかります。ARRLのテストだとFT450Dの方がIP3などは高かったように思いますがうろ覚えです。

ナローフィルターはIF DSPで実現されているのでオプションはありません。

デジタルモードもやるおつもりでしたら、インタフェースの値段も考えると約10万、その値段でもそれほどライバルはありませんが、コンパクト機で、本腰を入れるなら値段が1.5倍以上になりますが、TS590Gなどの方が長く幸せかもしれませんよ。

 

IC7100

IC7100は1.9〜430を一台でカバーする機種で、価格も考慮した機能的なライバルとしてはFT857や897、FT991あたりとなります。この機種はデジタルのインタフェースも内蔵、IFもDSPなのでこれまたフィルターのオプションはありません。
操作性は上記の八重洲機より上だと思います(991はまだタッチパネル操作が練れていない感があります)。
857/897だとオプションを色々入れたくなります。その辺の楽しみはありそうですね。ただ、フィルターは良いお値段しますので、たとえば857にフィルター2つとTCXOを入れるとそれだけで4万以上上乗せです。この辺りのお値段も考えておいてください。

IC7100は、一台でやれることがとても多いので、そういう意味で最初の一台としてはオススメです。

混んでいるバンド(たとえば7MHz)などだと、ちょっと混変調とか頑張って欲しいと思うことは多いです。
自分のやりたいことが見つかったら、上のクラスの新しいリグにステップアップしましょう。

セパレート配置できるのですが、残念なのがUSBケーブルです。どうせならコントローラーから引けるようになっていればなあと思いました。ヘッドホンやマイク、キーヤーはコントローラーに付きます。

感度は良いですが前記のように混変調などはFT450Dよりも性能は下です。
実売11万台と思いますが、フィルターの構成を考えると実売が高い991の方が受信性能は上だろうと思います。

この機種を選ぶ場合は、144/430のラグチューの為の機械は別に用意したほうが良いかもしれません。HFを聞きながらローカルとラグチューというのかできませんからね。最近のFMモービル機は安いので、144/430でのSSB/CWなどが不要で、かつ予算があるならHF機とモービルFM機で良いかもしれません。車のモービルなら設置自由度が高く、一台で済むのはメリットかもです。一方で荷物に入れて持ち運ぶには、セパレートは包みが1つ増えますからデメリットにもなります。

 

その他

私の場合は設置場所常置場所の関係で450と7100と二台になっています。450は北海道に設置(移動しない局)、7100は神奈川で使っています。

2機種ともスピーカーはやあや難ありです。FT450は昔ながらの天板にスピーカーが付いている構造で、サイズもあまり大きくないのでそんなに聞き取りやすくはないです。
IC7100はコントローラーの下面にスピーカーがついていますので、聞こえ方がやや間接気味になります。

両者ともモービル用のスピーカーなどで工夫したほうが良いです。

もしBCLでこれらのトランシーバーをお使いになる場合は、マニュアルタイプのアンテナチューナーも買うと良いでしょう。結構信号の強さが違います。

FreeDV/パケット通信申請進捗

今回の申請は以下の3点。

  1. SSBモードがある無線機で、フォーンバンドでFreeDVを追加。モードはF1E/G1Eらしいが、海外ではG7Wとかの説もある模様。アメリカの場合は送信機の設定モードを元にしないと包括免許範囲にならないらしく、”J1E”などというモード名を使うこともあるらしい。(G1Eなどとすると免許が下りないとかなんとか)。FT450D/FT817ND/IC7100Mが対応するが、この3機種はすでにデジタルの届け出済みなので基本的には諸元とモード追加するだけでOKのはず。
  2. 外部からデータ端子で接続できる無線機でソフトウェアTNCによるパケット通信を行うための変更。対象はFT450D/FT817ND/IC7100M/DJ-G7/DR635HV あたりか。300/1200のほか9600を入れるかどうか悩み中。DJ-G7はデータ入出力があるが、DR635HVはデータ入出力はない(TNCを内蔵はできるが、多分トーンエンコーダーで下をカットされた信号となりそうだから9600は、そのままではまず無理か)。モード的には一括記載コードの範囲。
  3. 遠隔運用はFT450D/FT817ND/IC7100Mで使用することとする。工事設計書に記載し、要件を満たすことを示す説明を一筆書く必要あり。説明は2016/03/27に作成完了。

このうち、パケットについて、バンドをどうするか、9600を入れておくかどうか悩み中。

WSJT-XとDX lab suite commanderの連携

マニュアルというのは良く読んでおく物です・・・

昨年晩秋から DX lab suite を使い始めていましたが、その中のリグコントロールアプリである”commander”は、WSJT-Xと同時に立ち上げるとCI-VやCAT制御でリグへのアクセスが衝突することがあるので、立ち上げていないことが多かったのです。

しかし・・・WSJT-Xのマニュアルを良く読むと、DX lab suite commanderと連携できる、とあります。

あれれ、そんなメニューあったかなと思ったら、実は、rig として機種名を選ぶところで DX lab suite commaner を選ぶようになっているのです。

WSJT-Xのセッティング画面:

ネットワークサーバーはデフォルトポート(52002)が他アプリでふさがっていたため、52202を指定。

dx lab wsjtx

 

commanderの画面にて General – NetServをクリックして、ネットワークサービスを設定しているところ。デフォルトのベースポート52000では52002がふさがっているので52200を指定。

commander

これでWSJT-Xの時にもcommanderを立ち上げたままに出来るようになりました。

使っているリグ:FT450DやIC7100は、一度に操作できるツマミやスイッチがそれほどないので、コントローラー系のアプリを使う方が便利なことも少なく無いのです。

 

そして、このDX lab commanderですが、Radioのところのプルダウンリストの中に IC-7300が含まれているのを確認しました。ということは、WSJT-X本体では正式未対応のIC-7300でも、commander経由なら制御できるということになりますね。HRDとかでも同様なことができるはずです。もしIC-7300をお使いの方は試されてみては?