PL365とD808

神奈川県内、ちょっと西の方で、昼間の屋内でニッポン放送で比較。

D808PL365

電界強度の方が2機種で同じ数値、SNはD-808の方がちょっといいという結果に。

ただし、PL365はこの位置では何かノイズを拾っていて、少し動かすと39/17くらいに改善することあり。大きさを考えたらかなり頑張っているかもしれない。

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XHDATA D-808のセカンドインプレ(最終回?)

そんなに書くネタもありませんので、インプレッションはとりあえず2回目の今回で最後です。

月曜日(祭日振り替え休日)、夕方に近場に野暮用を足しに行ったときに持ち出してちょっとだけ聞いてみました。JST1900-2000前後です。

SSBの受信

日が沈んでちょっと時間も経っていましたので、ロッドアンテナで受信しやすそうな40mbはもう全然聞こえませんでした。3.5MHzでLSBにて受信。

SSBだと確か2.2kHzあたりの帯域幅に設定されるのが標準だったと思います。この手のDSPラジオ、帯域が2.2kHzといっても0-2.2kではなくて、多分0.3-2.5kHzあたりの帯域になっているんじゃないかと思います。

最近の国内局は2.5kか3kセパくらいで並んでますのでステップチューニングでslowの1kHzにしてスイープすると丁度良い感じでした。たまたま1エリア局が出ているのを2箇所で受信できました。周りに建物があるようなところだったのでこんなもんかと思います。ヘッドホンで聞く限り受信音は普通。聞き取りづらいことはありませんでした。

その後ちょっと7074でUSBモードに切り替えたところFT8の信号が聞こえました。そのうちパソコンにつないでデコードさせてみたいところです。

自動チューニング(ATS)

このラジオにもバンドスキャンからの自動プリセット機能があります。

メモリーは10個x10ページ x 4バンド(?MW/FM/SW/AIR?)があります。FMとMWはいいとして、問題はSWです。なんとSWの帯域全てが対象になります。SWでスキャンさせる方は注意してください。

自動プリセットは、バンドを設定した後、そのバンドのキーを長押し。

実は私、FM放送はあえて60MHz台から108MHzに設定しました。ノイズが多いようなとこだったので色々ゴミが混ざりました。Esのシーズンになったら都度でスキャンさせることになるかと思います。常用する周波数はページの後半(9とか10あたり)に手動でセットするのが良さそうですね。

MWでは実は100chもあると900kHz近くの帯域を設定できてしまいます。実際には1100kHzくらいありますけど、そんなにメモリーさせても仕方ない気はします。100ch一杯だと9kHzでステップチューニングしてるのと変わらないわけでwいつも聞く局と、パイロットにしているような局を入れるのがいいんじゃないかしら。

 

川崎でHBC釧路局が聞こえました

関東でBCLしていたことがほとんどないのでどんなものかわかりません。

HBC釧路は1404kHzでありまして、これはSBS(静岡放送)と同じ周波数です。9kHzセパになる前も両者とも1400kHzでしたから、北海道に居た中学生時代もSBSを受信できたことはありませんでした。またこちらに来てラジオを聞いていても、1404でHBCが聞けた記憶がありませんでした。そんなにマジメにBCLしてた訳でもないんですが。

1287kHzのHBC札幌があまり強くないのを確認し、STVの1440が結構強力だったので少し低いあたりで1404kHzを聞いてみたらHBCとは別の番組・・・多分これがSBSです。今回はHBC釧路を狙ってみました。実家からだと送信所がわずか数キロでアマ無のリグの受信機能でも前後18kHzはシャリシャリうるさいような強さなんですが・・・

ラジオの向きを慎重に変えてみると、静岡放送らしき電波を指向性のヌルの方向に追い込めます。するとHBCと同系列の番組が聞こえました。(1287kHzと比較)

混信局は別系統の番組でしたので、これが5kWのHBC釧路でしょう。ちょっと感動です。カスカスでしたけど。

 

ケースでの持ち運び

附属のポーチ、ラジオが丁度入る大きさではあるのですが、このラジオ、ボタンロックをかけていてもライトボタンが生きているようで、あんまり圧迫するとバックライトでバッテリーを消耗するかもしれません。

安いので良いのでデジカメ用のポーチとかPC小物用のポーチを買うとよさそうです。

 

総評

まぁ結構大きいので日常持ち歩くサイズではないですけどね。チューニングはPL310ETよりやりやすいし、エントリークラスのラジオとしては値段相応で良い感じと思います。超高性能ってわけには行きませんけど、普通に受信する分にはそんなに差が付く物でもありません。

ヨーロッパやアメリカならFM放送のデータ放送サービスで日時設定とか出来そうですが日本国内ではその機能が無駄です。オフにできればいいのに、と思いました。

動作的に「あれ?」という部分も確かにあります。まぁ値段も値段ですから細かいことは言いっこなしで。昔のBCLラジオより格段に便利です。また選択度などを考えてもスカイセンサーとかクーガより進んでます。(ああいうラジオの方が操作感があっていいかもしれませんが)です。

エアバンドとかSSBでのアマ無の受信にはいいんじゃないかと思います。また23MHzあたりを使って50MHzのクリコン作ってみたらEsシーズンは面白いかもですね。

9000円程度以下で入手できればお勧めです。10000円超えるようなら見送ってもいいかも。

 

XHDATA D-808受領、ファーストインプレッション

中華DSPラジオ、XHDATA D-808をやっと受領しました。aliexpressで7900円弱で見つけて注文しました。amazon(JP)で見かけるより1000~1500円位やすかったとは思います。が、国内業者からだと1,2日で到着するところ、今回春節前に出荷されたものの到着には12日かかりました。中国国内の業者(深圳?)からシンガポールを経由して書留(registered mail)で送られてきました(送料は購入額に込みです)。

まぁその12日が重要な場合には国内業者から買う方が早いでしょう。急ぐ理由もなかった(あえていえば、祭りに乗り遅れたw)ので、まぁ良かったかなと。

 

取説は英語

化粧箱の中に白い中箱、外側は箱がギリギリ収まらないくらいの箱に無理矢理つめておくられてきました。書留なのであんまりヒドイ扱いは受けていなかったようです。多分PL310ETの箱くらいなら余裕で収まるのでしょうが、D-808はちょっと無理だったようです。

同梱されていた取説は英語のもののみでした。中身は次のリンク先のPDFと同じ物です。

https://swl.net.ru/wp-content/uploads/2018/01/XHDATA-D-808.pdf

中華DSPラジオは私は2014年年末に買ったPL310ETしか知りません。ただtecsunに比べると(あれも癖がありますが)インタフェースが練れていない気はしました。

 

パネル面のオレンジ色のボタンの機能がわかりそうでわからない

PL310ETの場合は、オレンジ色で記載の機能は、電源オフ状態で押すものがほとんどです。(ETSで例外があったかも)

D-808では必ずしもそうではないようです。たとえばUSB/LSBの切替。この辺が練れてないですね。

また気になったのはディスプレイの内容切り替えです。この手のDSPラジオだと、受信強度をdBuで、S/NをdBで表示可能な機種が多いと思います。D-808でも表示を切り替えることができます。PL310ETでは大抵は私はその表示にしていますからD-808を初回起動して表示を切り替えました。その後でいくつか電源オフで設定する機能があったので電源を切って再度表示したところ・・・ディスプレイ内容は温度表示(初期表示)に戻っています。

この辺りの機能が練れていないです。ディスプレイ状態のメモリーで値段が10ドルも高くなるとかなら仕方ないですが、正直メモリーページが一つ減ってもいいからディスプレイ内容の記憶くらいしてほしかったな。

(追記)もう少しパターンを確認しました。

電源オン時に温度→オフして温度→オンして温度

電源オン時にアラーム時刻→オフしてアラーム→オンしてアラーム

電源オン時に信号強度→オフして温度→オンして温度・・・ここだけバグじゃないのかな

 

周波数をメモリーしてもSSBのモードが記憶されない

まぁSSBはおまけなのかもしれません。ただ、SSB無しで良ければ310ETみたいなので十分なはず。妙にSSB関係の機能が適当です。ページ0にとりあえず1.9~28MHzのハムバンドのバンドエッジまたは中心周波数をメモリーさせてみました。LSB/USBも切替えながらやったのですが、読み出すとモードが入っていない(AMモードになる)のでがっかりですw

あとSSBの同期検波(?)は遅いです。まだ受信しながら切り替えてみたことがないので、ひょっとすると信号が入っていると早いとかあるのかもしれませんが、AM(Normal)からSSBへの切替や、SSBモードで電源をオフしていて電源オンした場合には音が出始めるまでに数秒かかることは覚悟してください。

 

ステップチューニングの切替でAGCの戻りが悪い

ネットなどでも散々叩かれているような点です。PLLだと思うんですが、ステップチューニングで周波数を切り替えると、どうもAGCの状態をゲイン最小に初期化しているようで、音量が戻るのに1~2秒かかります。どっかで「ノイズが出ていてAGCが・・・」という記述を見た気がしますが、多分そんなノイズが発生していることはないんじゃないかと思います・・・

それよりは制御でAGCのスタートのレベルを無理矢理「ゲイン最小」にセットして、大きな「ブツっ」という音が出ないようにごまかしているんじゃないかという気がしました。将来的にファーム改善版とかが出たら治るんじゃないのかな。そうなっても初期ロットは直してもらえないだろうと思うと悔しいですw

内部の状態がどうであれ、ステップチューニングで周波数を変えると、音量が戻ってくるのにちょっと時間がかかるというのは事実です。先のSSBの時の同期検波(?)のロックと同様、このラジオの弱いところかと思います。

 

スリープタイマーの時間設定

PL310ETよりわかりやすいです。電源をオンした直後に電源ボタンをすぐに押すと時間を切り替えられます。初期値はon(常にオン)でした。

わかりづらいといえばわかりづらかったのがFMバンドの選択。アメリカ向け?が初期状態のようで、80MHz台からのスタートです。電源オフ状態でFMバンドの切替ボタンを押します。で、何がわからないって、変更内容を反映するのにどうしたらいいのかわからんw

正解は設定表示が消えるまで放置、だったようです。

同様に買ったらすぐにAMのステップ切替をしておきましょう。

あと個人的にはFMはステレオ受信できるものはステレオで受けたいです(ステレオになっていると受信状況が良い、とメーターを見なくてもわかるから)。私はFMはステレオに変更しました。とはいえヘッドホンをつながないことにはステレオできけるわけではないですけど。

 

ステップチューニングは普通

というかtecsunのPL-310ETが駄目過ぎたんですが・・・やはりですね、クリックの数だけ反応してくれる方がわかりやすいですよね。例のインドのSSBキットのuBiTXでも、ノブの回転速度を見てチューニングステップを変えるなんて機能があって、開発者もそれをyoutubeで自慢してたようですが、これは使いづらい・・・のでUSのハムがリニアに変化するようなファームを出していました。

さて、D-808ではリニアにかわります。fastだとMWで9kHz、SWでは確か5kHzステップで変わります。

チューニングノブをクリックするとfast/slow/stop(fixとかholdとかの方がわかりやすい英語だと思うけど)と代わり、slowだと1kHzステップです。

まぁアイディアだと思います。が反面、ステップチューニングノブは一番使うノブで、かつ、外部に飛び出ていますから、ここの耐久性とか接触状態がこの機種の寿命を支配するかもというのが心配。

 

中波の感度はPL310ETより5~10dBくらいよさそう

PL310との比較では信号強度はつねに+10dBくらい上となっていました。S/Nはあまり変わりません。また通勤ラジオとして使ってきたオーム電機扱いのRAD-P250Nと比べても感度は上です。具体的には・・・建物の中であまりAMラジオの入りが良くない場所で、たとえば神奈川から北海道のHBCなりSTVを受信してみたとしましょう。STVがこの通勤ラジオではQSBの谷間だとほぼ聴取不可になりますが、その状況でもなんとか聞き取れることが多い印象でした。

tecsun PL310ETとの比較でも同様の印象です。少なくともMWの感度は私が持っている中では一番のようです。

その他のバンドはよくわかりません。FMはちょっといいかな。

 

外部アンテナ端子がよくわからない

このインピーダンスが何Ωなのか不明です。付属品にあったワイヤアンテナは多分芯線しかつながってないでしょう。となるとロッドアンテナ同様ハイインピーダンスとなると思いますが、同軸でつなぐようなアンテナでも入るのかもです。そのうちZM-2でもつないでみます。

 

日本製ラジオの新製品がほしい

ソニーがどうやらICF-SW7600GRの出荷を終了させたようなんですね。まぁ今日日短波放送は、今なお紛争当事国である中国・台湾・韓国・北朝鮮あたりのものが大変多くて、短波で世界情勢なんてケースは希になったということでしょうかねぇ。

ただ先に書いたとおり、中華DSPラジオは内部にsillicon labsのチップを入れてやることで基本機能の点では日本製と遜色ないというか、最新のテクノロジーの恩恵を受けるようになっています。

でもラジオって使い勝手の部分もありますからね。先に書いたとおり「このボタンの意味がわかんねー」とか「このボタンでやるらしいが、どのタイミングで押すの?終了どれ?」みたいなところ、表示を切り替えたままに出来ない、とか細かいところで不満が残ります。

いずれ中華DSPラジオももっと改善されるんでしょうけど、ソニーとか松下、東芝あたりがしのぎを削った時代のラジオの操作性とかを思い出してください。日本製のUIの方が断然使いやすいです。

ソニーさん、松下さん、是非…最新の技術で短波ラジオを作ってください・・・

 

MW受信時、充電しているとやはりノイズがひどいようです(追記)

中波放送の受信にセットして充電していると、充電器にも依存するのかもしれませんが、ノイズがひどいようです。まぁこれは致し方ないかと思います。