QR-666の4:2SC460の交換(軽すぎるメーター再調整前の作業)

今回の帰省ではあんまりいじらなかったQR-666ですが、いじる前段階として2SC460(B)を2SC1675Lと交換しました。

マーカーオプション無しのQR-666では局発のバッファとFバンド第2局発の水晶発振のところに使われています。

買い置きの2SC1675Lに交換しましたが、局発バッファの方がhFE=53前後、Fバンドの発振回路のは73前後と後者は劣化が少なかったです。

この個体はメーター周りの調整で、振れ方の倍率を決めるアンプの調整がかなりハイゲイン、メーターがかなり軽いです。次回もう少し落ち着かせます。また局発バッファを変えたのでトラッキングも再調整の予定です。

もう少し詳しく書くと、S9のレベルは適正なのですが、針の振れを決めるアンプのゲインが大きめになっていて、信号を+10dBするとメーターが+20dB以上振れます。信号を弱くしたときも同じ様にがっつり下がります。

STBYスイッチ

回路図と配線を見比べてないのですが、どうもSTBYスイッチがバイパスされてそうです。接触不良になるとトラブルの元なのでこのままにするかなあ、どうしよ?

追記:2SC460

前に交換した460Bの画像と見比べたのですが、外した460、やはりどう見てもこれはAランクですね。手元にある回路図だと460Bが使われていたはずなので、これは誰かが入手できる460Aに替えたのか、それとも元々460Aが使われていた時期があったのか?

460AはhFE:35-70、460Bだと60-120です。なので、発振回路の方のは、そんなに劣化してなかったことになりますね。でも元の設計値にhFEが近いのに替えます。

そういやルネサスからNECも日立も出資引き上げる(株売却)というニュースを見たような気がします。460とか1675の頃の日本の半導体は元気でしたが、まさか他社とくっついて、また離れるとか想像もできなかったなあ、当時。

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