LTspiceでトロ活のGGアンプをシミュレートしてみたけど

今、出先のためスクリーンショットを載せられませんが、トランス部分をほぼ無損失として、ネットで拾ってきた2SK125のモデルを入れて、入力電源を50Ω/1〜10μVp-p、負荷に50Ωの抵抗を抱かせてシミュレートしてみたところ、FET1発で電力ゲイン(V(rfin)/V(rfiut))^2)が9dBくらいになり、「あれ?」な結果に。

定数とトランスの巻線比を修正してFETを2パラにしてみたけど、実はそれでもゲインが変わらない…

何かがおかしいなあ。

拾ってきたモデルがおかしいのか、実際の回路で引っかかるはずのなんらかの制限範囲にシミュレーションでは引っかかってないのか。

余談ですがトランスの結合係数を0.99などに下げると、200MHzあたりで共振してゲインが上がる。ドレインに入れている抵抗を外すと発振するかも?

もう少し遊んでみます。

LTspice半導体モデルのダウンロード

2SC1815とそのコンプリ, 2SK125/192/241位はモデルを入れておこうとググったら中華系?のデータシートサイトに色々あるのを発見。

ただし、古いモデルも結構あって、例えば2SK241がnmosのカスコードサブサーキットではなくnch JFETとして作成されてるものとか。

まあ使いながら考えていくことにします。
機能は回路入力の練習、それからシミュレーションコマンドの練習として、CM結合のSWR計(トロ活)と適当な定数のπマッチアンテナチューナーをトランジェント解析。メーターの場所には1オームの抵抗を入れてそこに流れる電流をよみました。50オーム、25オーム50-j10とか50-j50の負荷をつけてメーターの読みを確認。

その後ATUをつなぐことを思いついてテスト。ATUの方はインダクタンスの設定が結構クリティカルで、266pfのバリコンではなかなかマッチが取れなかったりして頭を痛めました。

次は能動素子入れて遊んでみます。

LTspiceのトレーニング中です

インストール後、思い出したように起動して、簡単な回路を入れて遊んで、いや、使い方を学んでいます。

国産のTr/FETで、ハムや電子工作の定番の素子がデフォルトでは組み込まれていないので、昨夜は2SC1815(GR)のデータを拾ってきました。

2SK241は内部カスコードのせいか、これぞというモデルが見つかりません。2sk125とか192とかも探しておきたいとは思うのですが、拾ってきても物を仕入れるのが大変だったりして。

それからトランスとかタップつきコイルの入れ方をやっと理解。タップのとこでコイルを分割し、結合係数を適当にセット。コイルの分割なら1.0で良さそうで、一次二次のように分かれているなら多少結合係数を減らせば良さそうだ。

AMラジオくらいからシミュレーションを始めてみよう。